2017 11/5放映 NHKテレビ<人体>脂肪と筋肉が命を守る 

2017 11/5放映 NHKテレビ<人体>脂肪と筋肉が命を守るを、ご欄になった方いますか?

とても興味深い番組でした!^^)

 

女優・橋本マナミさんの全身を、MRI画像でとらえ、その結果を、特殊な技術で立体的に映像化したそうです。

橋本マナミさんは、体重56kgであり、このうち彼女の筋肉分は、21kg, 脂肪は18kgだそうです!  こう改めて数字にしてみると、筋肉と脂肪で、体重のほぼ70%を占めているそうな! 番組では、筋肉も脂肪も、人体最大の臓器、というとらえ方をしていました。

 

最近の研究で明らかになったことがいくつも紹介されていて、、

たとえば、<脂肪>は、0.1mmサイズの<脂肪細胞>という、丸い形の細胞が、無数ともいえる数で集まり、構成されているそうです、、そして、<脂肪細胞>内部には、核を、もっています。

本人が、食事で摂取した、糖分や油分を、この<脂肪細胞>の内部にため込むそうです。

 

番組では、何らか、ある箇所から、メッセージをもって、他の臓器に、指令を渡す物質を、<メッセージ物質>と、名付けて使っています。

この<脂肪物質>も、当人が、食事により、油分が十分とれた時に、<エネルギーは十分だよ!>というメッセージをもった、<レプチン>という物質が<脂肪細胞>から放出されます。

レプチンは、血管に入り、血流にのって運ばれ、、脳の視床下部の神経細胞まで行きます、、そして、そこに到着したときに、レプチンは、血管から外に出て、脳に、<エネルギーは十分だよ!>というメッセージを伝えるそうです。

脳が、そのメッセージを受け取った段階で、<もう食べなくていい>と認識され、それで、食欲が治まる、という流れだそうです!

おもしろいと思いませんか?

 

血管は、柔軟性に満ちていて、こういうふうに、各臓器からのメッセージ物質を取り入れ、それを、血液とともに、流していき、それを脳に伝達させていく! 情報伝達回路としても使われている! ^^) 身体間のコミニュケーションがうまくいっているからこそ、デリケートなバランスで、健康が成立しているというわけでした!ありがたいことです!^^)

 

話を戻すと、レプチンと同様、<脂肪細胞>から放出される、メッセージ物質は、600種類にもなるそうです!

たとえば、自分のところに、栄養や酸素がもっと欲しい、という時に、<(ここに)血管作って!>というメッセージ物質が放出されたり。。 (血管は、身体の要求により、新たに作られている!)

また、外から細菌やウィルスが入ってきた時、それを察知して、やっっけるために、<敵がいるぞ!>というメッセージ物質を放出したり、、、この場合は、そのメッセージにより、免疫細胞が反応し、分裂を繰り返し、<敵がいるぞ!>と、さらに、アラートを発しながら、動きまわり、その敵を、文字通り、飲み込んでいくという!

 

ええと。。ここで。へんな話をします。

<カービー>という、日本のアニメキャラがいて。あなたはご存じですか?

私は、おい、めい、と、10年くらい前に、テレビで見ていました。

ピンク色のまん丸な胴体に手足だけついた姿をしたカービーは、戦う相手を、<たべちゃえ!>丸飲みしてしまいます!

当時、なんとまあ、シュールな設定!と、驚きましたが、、このカービー、もしかしたら、モデルは、免疫細胞かもしれません!^^)

 

身体さんは、本当に、小宇宙といっても差支えないくらいの、とんでもないデリケートなバランスで構成され、運営されています。

健康、というのは、当たり前ではないです! これは、本当に、口を酸っぱくして言います!

私たちは、自分の身体を尊重し、こまめに身体を動かしたりして、今回の人生の終わる時まで、自分の足で歩いたり、自分の歯で食べたり、自分の頭で考えたり、美しいものを見て感動したり、仲間と会話を楽しんだりして、豊かに生きていきたいものですね。 ^^)

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