腎臓は、他の臓器からの要求を受け取り、排出(尿)成分を決める、身体の要です。

私は、特に、脳卒中の方に対する代替医療ヒーリングを担当しています。

今日の記事は腎臓についてです。

腎臓は、他の臓器からの要求を受け取り、排出(尿)成分を決める、身体の要である、という内容です。

<NHK 人体> という2017年9月のテレビ番組で、腎臓についての特集がありました。御覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

腎臓の機能は、血圧を管理しコントロールする、血液から、まだ使える栄養を濾して、必要部分を血管に戻し、かつ、不要なもの(ごみ含む)と水分を、尿として、尿道から膀胱に送る、といったものでした。

心臓から腎臓に送られる血液は、全血液量の1/4だそうです!それだけの分量の血液成分のうち、腎臓が、以下のものを、どれだけ、血液中に戻すか、あるいは、捨てるかのコントロールをしているそうです。

・塩分

・カルシウム

・マグネシウム

・カリウム

・リン

水素イオン

・尿酸

だそうです。

 

というのも、腎臓は、脳、肺、心臓、胃、腸、肝臓、すい臓、といった各臓器、また、副甲状腺、骨、、からの要求までも、聞き取り、、、その要求に添って、上記の成分を、増やしたり、減らしたり、の選別をしているそうです! 

たとえば、心臓が、<疲れた~>と、腎臓に要求を伝えたら、腎臓は、血中の塩分を、尿となるほうに多めにまわし、血中にもう一度戻す塩分は減らすそうです。

塩分を減らすことで、心臓はラクになるそうです!

 

あるいは、骨が、<リン足りてます~!>と伝えれば、腎臓は、リンを、いつもより多めに捨てる作業をしている、、

 

腎臓は、ハブ空港のようです。見事に、ここで、血液の成分調整がされて、それにより、臓器は健康を保っていられると。

 

私は、代替医療ヒーリングをしていて、こういった、腎臓が血中成分のコントロールセンターになっている詳細は知りませんでしたが、少なくとも、これまでたくさんの方のヒーリングをしてきて、腎臓は、心臓と同じく、とても重要な臓器であることは、わかっていました。

とにかく、全身の状態があまりよろしくない患者さんの場合、<ヒーリングで、腎臓の機能を回復させることが、最重要課題(のひとつ)だ!>、は、経験上知っています。なぜか知りませんでしたが、とにかく、腎臓は、とても癒しの必要を訴えてきます。これまでのヒーリングの経験からそうでした。 腎臓の状態が、ヒーリングにより改善されてきた、という感覚を受け取ると、全身の状態も、回復傾向になってきます。

 

NHKの番組に話を戻すと、、

 

よく、亡くなる方の理由として、<多臓器不全>といったことばがあります。

なぜか、急性腎不全、が起きて、それが、一気に、多臓器不全状態に陥り、患者さんが亡くなる、というものです。これは世界的にとても多いそうです。 ヨーロッパでは、年間20万人が、これに該当するそうです。

一番最初に、腎臓さえちゃんと大丈夫だったら、多臓器不全にまで陥らなかったのでは、、という疑問。

では、なぜ、腎不全が、数日で、多臓器不全にまで、一気に広がってしまうのか?

これは、腎臓が、ネットワークのかなめであるので、腎臓がだめになることで、すぐ、そこにつながっていた他の臓器にも、病気が次々に波及してしまい、末期になってしまう、、ということだそうです。

 

私はずつと、状態がよくない患者さんへの投薬は、その分量を、ものすごくコントロールすべてではないか、という持論をもつています。 (自分個人でしたら、まず、ものすごく必要な時以外、薬は飲まないです。)

薬は、漢方薬でないかぎり、ケミカルなものです。肉体におきる特定の症状を、ある物質なら抑えられる等の、、膨大な経験値から、その効果が公的にも認められて、くすり、と認可されます。

特定の症状がひとつなら、くすりを飲むことで、効果があるかもしれません、、 現在、日本で、薬手帳、が発行されていて、薬の飲み合わせが大丈夫か、確認されている状況です。多くの人が、高血圧の薬+胃腸薬とか、様々な薬を併用しています。。。

くすりは、その人により、効きやすい、にくい、いろいろありそうです。

また、くすり、を、分解吸収していく臓器の負担もあります。

くすりを服用してでも、症状を抑えることを優先させるほうが良い状態なのか、あるいは、このくすりを飲まないことで、身体を休ませることのほうが、この患者さんのためになるのかは、、、、その状況により、異なると、私は思います。。

まず、今は、一般的に、この症状にはこの対応を、、というのが決まっているでしょう。。

いいわるいとか、どちらが正しい、といったことをいっているわけではないですけれど。。。それでも、このあたり、医師により、こまかい判断は必要なのではと思います。

NHKの番組に話を戻すと、、

ある外国の病院の実例ですが、、

<急性腎不全に至った患者さんに、通常飲むべきくすりの服用を一切やめた>、、

すると、、くすりを処理する負担が減ったことで、腎臓がその分の仕事を減らせたので、その間に、腎臓機能が回復して→ 血液状態も良くなり→ 腎臓さん~他臓器とのコミニュケーション状態(血液循環を通したやり取り)も良好になり→他の臓器も回復していった、、という例があるそうです。 (血液状態が良くなりますと、他臓器さん方の健康応援になります。)

ということで、この病院では、心拍数のモニターをつけるのと同時に、腎臓にも、モニターをつけて、チェックしているそうです。

 

まだこういう対応をする病院は、世界でもごく少数なのでしょうが、、

とにかくいえるのは、患者さん個々への対応は、注意深さが必要なのでしょう。

とにかく、そのくすりの対応があっている、必要な患者さんもいるでしょうから。

なので、上記の例がどの患者さんにも当てはまる、とまで、そんなに簡単に結論づけることはできないですし、また、そんなに簡単な話ではないのでしょう。

 

とにかく。腎臓は、地味ですが、血液状態のコントロールセンターの役目をこなしてくれています。

番組によると、腎臓に1日のうち流れてきた血液のうち、原尿となった水分の1%量だけが、実際の尿になるそうです! 

一日の尿の分量って、、成人なら、1~2?リットルくらいでしょぅか?

腎臓さん、ものすごい仕事量です!

だからこそ!腎臓さんは2つ、必要なんでした! ^^)

 

それでも、、病気で、1つの腎臓を無くした方おられますね。

あるいは、家族が腎臓病で、他の家族から、腎臓ひとつを生体間移植して受けとった人、、いますよね、、腎臓が身体の中にひとつでも、この仕事ができるくらい、すごいんでした!

(私など、臓器に、つい、<~さん>と、呼んでしまいます。^^)

・・・

<もし、ご家族にご病気の方がいる方は>

私は、患者の家族として体験した多々の体験から、医師や看護師さん方に、わからないことは質問するほうがいいと思います。 ていねいに。誠実に。相手も人間ですから。

<患者さんの最善の回復のためになるなら>、、その目的は、医師、看護師、患者の家族もおなじなので、、なるたけ共有していくものがあればいいなあ、と、理想的に思っております。

生きているだけですごいことだと、本当に思っておりますよ!

お読みくださりありがとうございます。

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