傘を貸してくれた知らない人に感謝しています。

親愛なるみなさま

今日も、あなたがいてくださることを感謝いたします!^^)

 

さて。今日2021年6/23(水)昼頃、私は東京にいて、わんこ(チワワちゃん)の散歩をしていました。すでに空は薄暗いグレーの雲が半分かかっていて、いずれ、雨が降りそうな感じ。。

チワワちゃん(男の子。1才8か月)は元気で、散歩も軽快な足取り。時に、私の顔見上げては、<楽しいね>と、笑顔。 とても良い具合。

 

近所の公園では、5歳くらいの女の子2人が、おにごっこ?何か2人で仲良く遊んでいて。きゃあきゃあしている。

その近くには、その子たちの30代と思われるお母さん方が、にぎやかにおしゃべりしている。和やかな風景。

 

すると、いきなり、空が黒くなり、土砂降り!

わああああ。

チワワちゃんと帰らなければ!

私は、彼(体重3.4kg)をだっこして、小走りに走る。

大粒の雨が、容赦なく降りかかる。

それで、この付近、ある家の脇、屋根のある車庫のところで、少し雨宿りさせていただくことにした。 車が一台停めてある。 車のすぐ横、雨がかからない少しのスペースがあり、、ここに私たちは居場所を求めた。

5分ほどそうしていたら、楽しい気持ちになってきて、鼻歌など歌ったりして。。

<雨だねえ。チワワちゃん、大丈夫だよ。そのうちやむよ。>

 

雨宿りしていた家のドアが開き、中から男性(45歳くらいの方)がでてきた。

彼は車のほうに用事があったらしい。すると、私たちがいたので少し驚いた。

 

私は、<すみません。ここで、雨宿りしてもいいですか?>

男性<いいですよ。よかったら、傘をお貸ししましょうか?>

<いえいえ。大丈夫ですよ。(そんなふうにおっしゃっていただいて)ありがとうございます。>

 

そんな会話をした後、彼は微笑み、家の中に戻っていった。

その後数分して、大きなビニール傘(広げると直径128cm。)を手にして。

<どうぞ、これを使ってください。後で、ここに置いといてくれたらいいですよ。>

<まあ!それはありがとうございます!では遠慮なくお借りします。>

と、大きなビニール傘を受け取った。

このやり取りのあと、この方は、家の中に戻った。

 

私は、チワワちゃんを抱っこしながら、お借りした傘を広げて、それで、土砂降りの雨をよけながら、家の方向に歩きだした。

履いているスニーカーの内部が雨でずぶずぶになっている。

生きている感じが何だかうれしい。

土砂降りはさらに激しくなってきて、チワワちゃんはしっかり私に抱っこされている。

 

15歳くらいの少年が、通りの向こうから、強い雨にあたりながら、ものすごい勢いで走ってくる。 彼は空間ワープしているみたい。

人生で、こんなに早く走れる時って、はるかに過ぎてみるとわかるのだけど、ずっと、ではない。彼は、雨から祝福されているみたい。

 

私たちは家に帰れました。ほっ、としました。

 

家についてみると、この土砂降りは、その後30分は続き、そのあと、さわやかに晴れました。

まるで、空がお掃除をしたかったかのような。

きれいな空気。

 

私は、お借りした傘をかわかし、この日の18時に、この方のお家に行き、傘をお返ししました。 その時、ここの住人はお留守だったので、感謝のメモと共に、傘をおいてきました。

 

皆様、今日も、ありがとうございます。

あなたがおられること、当たり前では決してないです。

皆様に親愛をこめて。(*^^*)