親愛なるみなさま
今日も、あなたがいてくださることを感謝いたします。^^)♡
さて。今日は、2020年8月27日。 東京練馬はまだ暑いです。
ツクツクボウシが、夏の終わり近くを盛大に祝っているような。。あのリズミカルな音頭を楽しんでいます。。
あなたの場所もきっとまだ暑いのでは。。
私は、自宅(練馬)と実家の自転車での往復がメインで、あとは、買い物か、スタバに行くくらいですから、半径5km以内くらいの話題しかないです。 ^^;)私は車の運転免許証も持っていませんから。
7月のある日、まだ梅雨の時期。。私は、雨の中、片手で傘をさし、もう片手で自転車のハンドルを握り、用事ででかけるところでした。
(2020年4月1日より、東京都は、<自転車保険>なるものの加入を義務づけています。
私は5月に、たまたま、ママチャリの買い替えをしたわけで、自転車屋さんで説明され、加入しているのですが、どうも、この、<傘をさして自転車に乗る>、ということも、何たら法律の?違反に入ると、後日知りました。。。 要するに、東京都は、それだけ、自転車の交通事故が多いということなんでしょう。。 )
とにかく、けっこう激しい雨の中、私は片手で傘をさし、もう片手で、自転車のハンドルを握り、ぬるいマイペース速度で(笑)走行していました。徒歩の小走り程度の速度。。
すると、私の前方30mくらいのところから、中学1年生くらいの男子生徒3人が、学校からの帰りで、こちらに歩いてくるのが見えました。
けっこう激しく雨が降っていて、横並びに並んでいる3人のうち、左右にいる男子生徒2人は、傘をさして、自分たちが濡れないようにしているのですが、真ん中に位置するひとりだけは、雨に顔をしかめながら、頭や洋服がずぶぬれになりつつ、歩いていました。
私は奇妙だとおもいました、、この友人のうちひとりが、この、濡れている同級生に、自分の傘に入れてあげればいいのに??
もしかしたら、この濡れている男の子は、雨に濡れるのがおもしろいと思っていて、濡れることにしていた? だから、友人からの、傘に入れてあげようか?の誘いを断った?
いや? そうなんだろうか?
そもそも、友人が濡れていて不快である、ということに、この左右の男の子たちは気がついているのだろうか??
彼らに、自転車に乗った私が近づいていって、通り過ぎるまでの短い間に、いろいろ考えました。。
何か、この左右の2人も、真ん中に位置する場所にいる濡れている男の子も、あまり、そこまで考えていないように感じました。。
(傘を忘れた自分なんだから、濡れるのは当たり前だろう? という発想なんだろうか?)
この友人が雨に濡れないように、自分の傘に入れてあげたらいいのに、、と、
近所のおばちゃんである私は、やっぱり思いました。。
私は、そんなことを、この子たちに伝えるべきだろうか??
そもそも、こういうことって、どこで学ぶのだろうか?
数学、国語、、といった教科とは全然違うところで、生きるに必要な大切なことって、いろいろありそうだよなあ、、
、、、などと、思いながら、、この子たちとは通り過ぎてしまいました。。。
友人が濡れていることにちゃんと気がついて、それで、自分の傘にちょっと入れてあげようか?って、提案できるなら、それは、思いやりがある、ですし、
それで、傘に入れてもらったら、傘の柄を誰が持つのか、交代で? また、、どっちも濡れないようにするには、、でもやっぱり外側の肩は濡れちゃうかも、、といったことが、小さな面倒くさいこととして発生するかもしれないけれど、、そういうのも含めて、関わり合いができていったらいいよなあ、、
傘に入れてもらえた側は、必要なときは、誰かにちょっと助けてもらってもいいのかもしれない、などと、思えることは、友人関係としたら、それで温まるのでは。。
お互いそれぞれの自立も必要だけれど、共存していく感覚も必要。
、、などと、あれこれ考えました。
7月終わりの曇り空の日。
練馬には、キャベツ畑があります。
私が引っ越ししてきた20年前より、畑の面積は明らかに減ってはいますけれど、2020年8月現在も、まだ残っています。
ところで、この日、実ったキャベツがごろごろと何百個?単位で実っている畑の横に、ライトバンが停車してありました。
長雨で、キャベツの出来は、例年に比べ、今ひとつのようなかんじ。。
私は、いつものように、ここに、自転車で通りがかった、です。
畑の横に停車中の、ライトバン後部のドア(運転しないので知らないのですが、何というんだろう、、)が開いていて、
そこに、収穫したキャベツが10個ほど、メッシュの袋に入れられてありました。
あら?
と、違和感を覚えました。
その、ライトバンの持ち主らしい、60歳くらいの女性が、キャベツ畑に戻っては、せっせと、しろうとっぽい動きで、キャベツを収穫していて、、
けれど、この畑でいつも作業している男性方ではないなあ、、この人誰だろう、と、思いました。
それで、、、
時には、野菜どろぼう、というのがある、と、聞いていて、、
まさか、この女性は、それにあてはまるのだろうか??
と、、いぶかしい気持ちが起きてきました。。まさか日中に??
それで、どうしよう、、と、思いました。。
私は、自転車で通り過ぎようとしましたが、やっぱり、引き返してきて、この女性に、思い切って、声をかけてみました。
(この件、今日一日、もやもやするのはいやだと、自分のために思いました。また、まさか、この方が、野菜を断りなしにもっていってしまう、としたら、理由があるのか?)
恥なんてかいてもいいので、とにかく、声をかけてみました。
<こんにちは。失礼ですけれど、あなた様は、今、キャベツを収穫しておられますけれど、この畑の方でないように思うのですけれど、、(あなた様はいったいどういう関係で、キャベツの収穫をしておられるのでしょうか?)>
彼女は、私の言っていることが、最初、何のことかさっぱりわからなかったようでした。
私は、もう一度、質問を繰り返すと、 彼女は、私の言っている心配がわかったようで、
ああ!
と、明るい声をあげて。
<私は、この畑の親戚の者でして。それで、キャベツが、長雨で、あまり良い出来でないから、いくらでも持っていっていっていいよと言われたので、それで、取っているんです。>
私は、ほっとしました。
<(うたがって)すみません! 私、近所の者で、ちょっと気になったものですから、それで、確認しようと思ってしまって。>
と、言いました。
すると、相手は笑顔になり、
<あなたも、キャベツ1個、もっていきませんか?>
と、言いました。
いやいやいや!とんでもない!
と、逃げるようにその場を離れました。。
私が離れようとしたその時に、彼女の孫らしき3才くらいの幼女が、その親戚の家からでてきたらしく、彼女に駆け寄ってきていたので、ああ、そうなんだあ、、と、ほっ、としました。
私は、自分がどうなんだ、と、疑問感じたことを、とにかく確認できて、相手はわるい人でないらしい、を確認できたので、それでよかったと思いました。
(かかないですむなら、もちろんそのほうがいいに違いなくても、)
一時の恥はかいていいですし、恥かいたからといって、人生おわるわけでもなく。
だいたい、私がした間違いを、他の人が記憶している期間なんて、たかが知れているでしょう。他の人だって、自分の人生で忙しいはずですから!
なので、間違えたら、、心から謝る!までで、いいいのでは、です。
この世に、理解と、(私たちにその時、多少の余裕があるときになら!)誰かの痛みにちょっとだけ気がついて、ちょっとだけ自分のできることができたら、それは幸せだなと思いました。
私は、この世に、素朴な善意を増やしたいです。
私は理想論を言っているかもしれないですが、やはり、理想もって生きていこうと思います。
私のまったり話におつきあいくださりありがとうございました。 ^^)♡