親愛なる皆様
今日も、あなたがいてくださることを感謝いたします。
今日は必要な方あてだけ。
大切な人と、意思疎通ができないうちに、その人がこの世を離れることになってしまい呆然としている方。
60歳の方。ここ半年の間、大切な友人、恩人が、それまで元気だったのに、文字通り、突然、ことんと眠るようにして、亡くなってしまったとのこと。
「その人たちと、何か会話ができていたらよかったのに。。私に何もメッセージもなくて。。」と、茫然とし涙にくれている。
別のご友人方がその人に向かって言う
「あなたの気持ちはわかる。でもまあ、亡くなった側からしたら、日常生活をそれまで普通に過ごせていて、ぽっくり亡くなる、って、理想的なしに方だよ。それはその人にとって、良かったんじゃないの。」 と、慰めてくれる。
でも、その60歳女性にとっては、亡くなってしまった大切な方々と、この世の最後の会話を何らかしていられたらよかったのに、、何か、その人たちへの、自分の思いばかりが、この世においてきぼりなってしまった。。
こういう、相手が先にいきなり亡くなってしまった、また、相手が何を言いたいのかわからないまま(意思疎通がしきれなかった)亡くなってしまった場合、、 なぐさめようがない、、また、その人の納得の仕様も、少なくともその時はない、、、
こういう時のこころのなぐさめになるのは。
生前のその人とのやり取りのうち。
理想的な、とても幸せな笑顔を、または、愛情のやり取りをできていた一瞬があったなら。
それだけを、
その人との関係性の思い出として、
こころの頼りにして
その先の人生を生きていったらよろしい。
なんでしょう。
一方。
メッセージも残せず亡くなってしまったその人の立場になってみてください。
その人だって、
あなたに何かメッセージを残せていたらよかったろうに。
まさか。
自分がそんなふうに、メッセージを残せないまま、この世を離れてしまうことになるなんて思いもよらなかった。
そして、話を最初に戻しますと。
この60歳の彼女が話している時に、
「この人がしんぱいするようなことはない。」
という感じがしました。
そして、この人の大切なご友人、恩人からのメッセージを一言で言いますと、
「あなたと出会えて本当によかったわ。(万感の思いをこめて。)」
でした。
私は、そのご友人方からのメッセージを、この60歳女性に伝えることになり、それで、私たちは、ひっし、と、両手を握り合い、万感がこもった信頼と愛情の目線をかわしました。この時は「私(アナナスさん)」、ではなく、そのご友人、恩人の方の代わりのようにそこにいあわせました。)
きびしいことを書いて恐縮ですが、
私たちの、どの人たちとのやり取りも、この世では、「期間限定」です。
私たちは、特に若い時は、
ずっと自分の時間が永遠に続いていく、という思い込んでいます。
いやいや。
とてつもなく長いように感じたとしても、これも、「期間限定」です。
なので、今、目の前にいる人を大切に。
まず自分。
次に近くにいる人。
近くに人がいないなら、外にでて、今、目についた生き物。
あるいは、テレビにでてきている感じの良い誰かに対してでもいいですから。
誰か生きている存在に対して、「元気で幸せでいてね♡」という思いを持っているのは良いと思います。(誰かにそういう良い思いを持つと、そういう良い思いが、自分にも、ちゃんと返ってきます。)
それから。
先に逝った大切な人とは、私たちが、向こうに移行してから、
再会することができます。
(この件は、安心していていいです。)
その時までには時間がありますでしょう。
自分も、自分の人生を淡々と良く生きて、
むねはって、向こうに帰り、その大切な人が笑顔で迎えてくれる時に会えばいいです。
大切な人を見送った方々に、共感と愛をこめて♡♡♡