ターミナル期(終末期)にある方へのスピリチュアルヒーリングの例。

愛するみなさま

今日も、あなたのお役をしてくださりありがとうございます!(*^^*)

 

私は、みなさまが、ご自分の内側の神様部分に添った生き方をしていけるように、何か、必要な時に、、エネルギーレベル(ヒーリング)で、お手伝いさせていただいています。 (*^^*)

ターミナル期(終末期)にある方へのスピリチュアルヒーリング

私たちの魂部分は、永遠のいのちをもっています。

ただ、今使っている肉体は、期間限定のものであり、、これは、<わたし>というものすべてを含みます。。

今回の肉体に入っている間、じぶんだと思っているものは、すべて、今回限定です。

性格、性質、好み、人間関係においてどんな自己表現をとるか、仕事の経験、家族関係の経験、、、、それらすべて、今回限定です。。

そして、この、肉体の使用期間が、限界に近付いた時、、、死が近い時期になります、、

何らか病気をとおして、身体の維持がほぼ限界点か、もしくは、それに限りなく近い場合、医療関係者から、ターミナル期(終末期)にある、という判断をされます。。

 

もう、本人にとつて、向こうのお迎えが見えてきているような状態です、、、

これは、その人が宗教的な価値観をベースにもっているかどうかにかかわらず、何らかの、変性意識を経験しているか、しつつある、という状態です。。

 

では、ここから実例です。通常のヒーリングセッションではなく、自然発生的なスピリチュアルヒーリングの例です。

 

私は、ある方の病室に招かれました。

この方は私の大きなファミリーの一員であり、80才の女性です。肝臓疾患からくる黄疸が限界に達していて、もはや、顔色は土気色です。 人間がこんな顔色になるのか、と、知らない方なら驚くでしょう。。

彼女は、死まであと少しの時間、、といっても、あと数日なのか、10日あるのか、数時間なのか、それはわからない、、という状態です。。 痛みがでないように、点滴での疼痛(とうつう)治療を受けています。

食事は、ゼリー状食事をほんの少し、口から摂取できるくらい、

40代半ばの息子さんが、病院付き添いでいらして。この方は、とてもデリケートな方で、お母さんのこの状態、また、母親が死を迎える、、に、どうしていいか、、といった状態、、(無理ないです、、まったく無理ないです、、)

 

 

私が、病室を訪れる直前に、息子さんから、<もし、母の気持ちが下がっている時だったら、何かひどいことを言うかもしれない。その時は許してほしい>と、言われていました。

体調がここまでくる前に、いろんな気持ちがでてきたはずです、、、、

もしかしたら死が近づいているかもしれない、、という時、、、ひとは、いろんなものが、こころの本音として飛び出してくるものでしょう、、、

おもいがけない自分の価値観に直面するかもしれない、、

生きたい、、、という強い欲求をむしろ、取り戻すかもしれない、、、

何か絶望がこみあげてくるかもしれない、、自分の人生はいったい何だったのだろう?といった?

混乱した感情を排出していくのも、自然なプロセスです。。。

 

 

私は、もし、私がこの患者さんの病室を訪れたときに、何らか、こころの中の、相克をストレートに表現されたとしても、、どんなこの方でもオッケー、と、覚悟していきました。。

愛をもって、この方と時間を過ごそうと思いました。。。

 

とにかく、、、導かれてこの方の元へ行きました、、

 

ある大病院の緩和病棟。 病室入口に、患者さんの名前は書いてありません。これは敢えてそうしています。。。。

 

病室の号数を再確認し、ドアを軽くノックしてから、、静かに入室しました、、、

トイレ付き個室。フロアは6帖分くらいありそう。

患者さん(80代前半)は、個室中央に置かれたベッドに、ゆったり横になっていました。

彼女の視線の先には、大きな窓があり、外のだだ広い光景が見える。新幹線がはるか遠くの陸橋をはしっているのが見える。。

彼女のお顔は、まさしく土気色であり、深いしわが刻まれていて。短い髪の毛は、真っ白になっていました。

ガーゼの寝間着からでている腕は、か細く、、また、胸元は、鎖骨の下に、あばら骨がういている状態。

目はきらきらしている。今日はまだ調子がよさそうだ。

 

そばには、お母さんの病院付き添いをしている息子さん(45)がいる。

彼は、お母さんのために、お仕事をセーブせざるをえなかった。。 今はパートで働いている。

涙もろくて、、お母さんの病状の一進一退に一喜一憂してきた。。。

彼の兄弟は遠くに住んでいるので、年2回も来れればいいほう。。だから、お母さんの病院付き添い、また、介護は、ずっと彼がしてきた。。。

 

そして、この時、病室にいたのは、患者さんの年上の姉妹が2人。。

 

 

息子さんは、ベッドに寝ているお母さん(患者さん)に顔をよせ、私が、お見舞いに来たことを、伝えました。。。

患者さんは、私が誰だか、すぐには思い出せないようでした。。前回お会いしたのは、すでに3年前でした。 その時の健康な彼女とは似ても似つかない土気色の肌。。。

 

私の名前を、舌の上で何度も転がすように、反芻させて、、、やっと、彼女は、私が誰だか、遠い記憶から思い出したようでした。

<ああ!、、、さん!>

 

現在の体調がこうだとか、食べられるのはゼリー状の食事が一口くらいくらいだとか、、、そういった話を、息子さんがして。。

お母さんが倒れる前に、家のリフォームをしたので、お母さんは、新しい家に、1カ月だけは住めた、それはよかったね、、という話、、

自分が死んだとき、お金は、、、お葬式は、、、、にしてね、、、、、

 

私は、患者さんに、身体を近づけて、手をにぎってもいいか聞きました。

彼女は私の手を握ってくれました。。。思いがけなく力が残る左手で握りしめてくださる。。

 

息子さんがいう。<、、、さん(アナナス)の手は白くてきれいだね。>

私が答える <くろうしていないからでしょう!>

患者さんが答える <人からはわからないような苦労もあるからね。。>

 

患者さんのことばは、実に満ちていて、、他の人たちに対するこころからのいたわりがあって、、優しい、、、と、しみじみ思いました。

精神的な成就、みたいなものを、生きるゴールとするなら、彼女は到達しているに違いありません。。。 優しい優しいまろい彼女のハートをいつくしむように、手を静かに握っていました、、、この永遠のとき、、、、

 

私の頭の上から、天からの祝福の光が下りてきました。。。

この時、自然に、スピリチュアルヒーリングがスタートしました。。。

 

私の頭の上から流れてきている神様の光が、、、、私の身体を経由して、ベッドに寝ている患者さんに、、また、ベッドの足元に立っている息子さんに、、また、ベッドの頭のほうにいる患者さんのお姉さん2人に対して、4方向同時に、流れていきました。。

 

静かに、、静かに、、非常に精妙な神様からの白い光が、この4人の人たちに流れていきました、、、、、

 

患者さんに対しては、、死が穏やかであるように、それに向かっていくため、必要な何かが、満たされていくのをかんじ、、、

 

息子さんに対しては、、お母さんを看取る、、という、、とてつもないチャレンジを、無事におえられるだけの支えとなる強さを、、

 

患者さんのお姉さん方に対しては、この人たちが、人知れず抱えている、深いくのうを、平和にしていくため、、、

 

この4人に対しての白い光が流れていくのを、私は、目撃していました。。。。

室内が白い光で満たされ、温度と密度が高くなったように感じました、、、

 

 

とにかく、、、この時、、、時間にして、5分くらいだったか、、、、、永遠のような感覚をもちました、、そして、、患者さんは祝福され、無事に、向こうに移行していくだろうと感じました、、、、

 

みなが無言でした。静けさの中に一緒にいました。

・・・・

このあと、、、病室を離れ、、

私を新幹線の最寄り駅まで、車でおくってくださった息子さんが、お母さんを看取っていく苦悩を打ち明けてくださった、、、

彼は言いたいことがたくさんあった、、こんなことは、そんなに誰にでも語れるものではない、、、言葉にしているうちに、どんどん、目から涙があふれてきた、、、 お母さんの前ではがまんしてきたけれど、、

 

私は、彼をハグして、<どんなにつらいだろうか、それはそうですよ、、わかりますよ、、あなたはよくなさっています!!!>

背中をぽんぽん、軽くたたきました、、

そのうえで、、

 

<すべては守られているから大丈夫。><あなたはそれができるだけの強さをもっているから大丈夫>といったことを、愛をもって伝えました。

 

そして、、、、私の訪問から10日目に、この患者さんは、穏やかに肉体を離れました。。。

それを教えてくださった息子さんのメールからは、やはり、神様からの祝福を感じました。。

 

 

死が、、最大の癒しである時もあります、、、、、

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにこころからの愛をこめて。。^^)

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