<死ぬ瞬間の5つの後悔④> 友人と連絡を取り続ければよかった

愛するみなさま

いつもみんなのヒーリングルームに来てくださりありがとうございます。(*^^*)
今日も、あなたのお役をしてくださりありがとうございます! (*^^*)

ご無沙汰すみません!
引き続き、<死ぬ瞬間の5つの後悔>という本から、私たちみんなに、生きる学びになる
例をご紹介させていただきます。

<死ぬ瞬間の5つの後悔④>から学ぶ。友人と連絡を取り続ければよかった

本の作者、ブロニーは、オーストラリアで、終末期の人のためのヘルパーをしている。
通常、彼女は、ひとりの患者の終末期~死をみとるまで、その人の自宅に住み込みで
介護させていただく形をとっていた。

今回のお話は、ブロニーが、介護施設で働いていた時の体験。

高級なホームで、高額な費用を負担できる、裕福な人ばかり入居してるホーム。
インテリアはきれいで、庭の手入れも行き届いていて。

しかし食事は味もそっけもない。入居者が、前の週に注文しておいたメニューが、
レンジで温められて、ただ、注文者のテーブルの上におかれるだけ。あいさつもなしで。。。

数年前までは、この施設ではない、自宅にいて、自分の暮らしをしていたはずの人たちが
いろんな理由で、介護が必要になり、、、このホームに落ち着いている。

それで、老人たちはとても孤独で、、若い活気あるブロニーをひきとめて、
話をしたいと思う。。

ブロニーが、誰か、老人につきあって、笑顔で少し話をしてから、
スタッフのもとに戻ると、ひどい渋い顔をされる。
 あんたは余計なことをしなくていい!

ブロニーは、げんなりするけれど、そんな反応は無視することにした!

たくさんの人の中にいても、孤独に生きるドリス

ドリスという入居者がいて。。
ブロニーが、、用事で、ドリスの個室に入った時、ドリスはピンクのネグリジェ姿でいた。
小さなかわいらしいおばあさん。。。

ブロニーは、ドリスに、明るい声をかけた。
すると、ピンクのネグリジェのドリスはわっ、、、と、泣き出した。。

ブロニーは、反射的に、ドリスの体をしっかり抱きしめると、必死にしがみついてくる。

ドリスが落ち着いてから口にしたのは、孤独の悲しみ、だった。。。。。
今までこの施設に来て4か月、こんなふうに、温かみのある言葉をかけてもらったことが
なかった。。。 (だから泣いてしまった!)

《私は、ここで孤独のあまり死ぬのよ。孤独は人をころすのよ。
時々、誰かに触れたくてたまらなくなるの。》


さっき、ブロニーにしがみついた時、、ドリスは、4か月ぶりで、人に触れた、という。

《一番さみしいのは、友達に会えないことね。もう亡くなった人もいる。
連絡がとれなくなってしまった人もいる。 友達といつも連絡をとれるはずだ、なんて
いうことはないのよね。。 いつか、時が流れて、いつのまにか、私のことをわかってくれる
人がいなくなるのよ。。。》


それで、ブロニーは、ドリスの昔の友達を、インターネットで探してあげる、と、申し出た。
ドリスは、初めは、申し訳ないと固辞していたが、結局、その可能性を喜んだ。

プロニーは、以前、金融業界で働いていた時に、個人情報調査の方法を知っていたこと、
だから、ドリスの友人を探せるだろう、と思った。

そして、ドリスの身を切られるような孤独がわかるから、、誰かにわかってほしい、
と、思い続ける気持ちがわかるから。

人に会わないから孤独なのではなく、人に理解されず、受け入れられないから孤独なのだ、
と、ブロニーは深いところで、独白する。。。

ブロニーは、ドリスの昔の友達4人の現在を調べることができた。

友達のひとりは、すでに死がせまっている病床にいた。
ドリスはとても悲しんだけれど、その友人の息子を通して、友人にメッセージを伝えることができた。
その後、その友人は、ほどなく亡くなった。。。。

あと2人の友人は、すでにこの世にはいなかった。

もうあとひとりの友人は。。。。
思いがけないつてがあって、その友人、ロレーヌはみつかった。

ブロニーが、ロレーヌに連絡し、ドリスのことを話すと、ロレーヌは、息をのみ、喜んだ!

そして、ドリスが、ロレーヌと電話で話をする番になった。

今老人のこの人たちが、まだ若い娘だったころ、一緒に過ごしたいろんなことがあった。
希望も悩みも共有して、生きていたときがあった。

ドリスはロレーヌと、娘時代に戻ったような、イキイキとした会話を続けた。
生きる喜びがもどり、彼女たちは、こころからつながった。。

それをそばで聞いていたブロニーも、もちろん、満面の笑顔!

友人2人だけにしよう、と、ブロニーが帰ろうとすると、ドリスは、
電話口をおさえて、 《ありがとう!ブロニー!ありがとう!》と叫ぶ。

しあわせなともだちが、この世で復活してほんとによかった、、、と、ブロニーが
思う間もなく、、、 ドリスがこの世を去った、という知らせが届く。。。

ドリスは、ロレーヌと、昔のようなしあわせなやりとりをした後、
眠るように亡くなったとのことだった。。。。。。

もちろんかなしい。
ひとが去ることは、なんて、ほかのひとに、なんともいえないものを残していくのだろう。

だけど、、、、とにかく、ドリスは、しあわせに亡くなったのは確かだ。

ともだちとの時間を大事にしよう!

毎日忙しいのはわかる。何かとあるのはわかる。

それでも、時間を作って、友達に会うことは、人生で一番大切なことのうちのひとつだ。
自分のために、友達に会い、しあわせな時間を共有することが大切だ。

誰かとつながっていること、わかってもらえていること、友達をわかっていること、
ありのままでいいんだよ、と、言ってもらえる空間は、ほんとに大切だ。


あなたに愛をこめて。(*^^*)

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