<きくち体操>菊池和子さん講演会。健康のため身体を動かそう!

2016年1月26日、東京、銀座で、きくち体操の創始者、菊池和子さんの講演会が行われました。

この菊池和子さん、ご存じでしょぅか? 御年81才! この写真のように、鮮やかな赤のトップスがトレードマーク。 身体の動きのスムーズなこと!まあ、なんて若々しくすてきなのか!うっとりしました!

菊池和子さん

画像元:https://www.sogo-seibu.jp/yokohama/theater/backnumber/20140128/index.html

菊池和子さんがおっしゃったこと、とてもすばらかったでした。ちょっとだけシェアさせていただきます。

私たちは、これからもこの身体を使って生きていくのです。

みなさん、中年期を過ぎても、お顔の若さには、ものすごく関心があり熱心でいらっしゃる。また、お腹の豊かな脂肪をつまみあげ、にくにくしげに言いますけれど。。

私に言わせると、お腹には筋肉が必要ですよ!お顔にかけるエネルギーの半分でも、筋肉を作ることにかけていただきたいです!

身体をあまり動かさず使わないことで、お腹の筋肉はどんどん脂肪になってきます。すると、腰を支えられなくなり、腰痛がでてきます。。。

また、骨粗鬆症になる女性が増えていますが、これは、身体を動かさないことで、筋肉がなくなり、脂肪になることで、新しい骨が作りにくくなるためです! 身体を動かし、筋肉をつけるようにすれば、骨密度も増えていきます!私の生徒さんでは、そういう人たちがたくさんいます!

 

現代人は、呼吸の浅い人が多いです。老人で、時々、ごほごほと、せき込む人がいますが、身体がなんとかして、酸素をもっと取り込もうと、いろいろがんばってくれているんです! そうでなく、身体を動かして、深呼吸ができる身体になればいいんです!

 

意識しながら、自分の感覚を使って、身体を動かし続けていれば、自分をよりよく生きていくことができます。

現代の便利な生活では、意図的に身体を動かしていないと、まったく身体を使うことなく毎日が過ぎていってしまいます。でも、使っていない身体は、弱っていってしまいます。今は、意識的に生活していくことが必要なんです!

50歳からのきくち体操(Amazon)

(この本は補足説明と体操の説明もしっかりあってわかりやすいです。他の本よりいいと思ったのでねんのためAmazonリンクつけました。)(武蔵野市の図書館にもありました。)

50歳からのきくち体操 キャッチフレーズもいいです!^^

  • 体が変わる
  • 心が変わる
  • 生き方が変わる
  • 鍛えない
  • がんばらない
  • 人と比べない

<きくち体操の例> シンプルだけど奥深い!

hand

手指を思いっきり広げる!指の間隔をなるたけ広げる!精一杯広げる!

脳で、この指を広げる、と意識しなから、動かす!)

foot

片足ずつ、足指の隣どうしの指2本を、左右の手指を使い、前後に動かしていく等。

(やはり、脳で、この指を動かす、と、いちいち意識しながら!)

 

両手両足の各指は、全部が、それぞれの、脳の各部位につながっているので、<今は、ここを動かしている>と、ちょっと意識することで、脳を活性化することができます!!!!!! (菊池和子さん)

(私も、これは本当だと思います!(*^^*))

 

ここから私の考え。

せんたくする女性

画像元:http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/ 比較として、

江戸時代の人たちは、洗濯、掃除、お風呂、、家事全部に、身体を使いました。

洗濯は、水を汲み、木おけから、たらいに水を移し、しゃがんで、着物をゴシゴシとこすり、手であらった。木おけ一杯に水を入れて、約5Lとすると、常温で、重さ5kgくらいか? 木おけの重さもあるから、もっと重さはあるのでしょう。1度の洗濯のため、何回も水を換えて。。なんだかんだで、力仕事ですね。

主婦の両腕に立派な力こぶなんて、みんなふつうにありそうです。 笑

また、手で洗う、絞るのも、けっこう、筋肉必要ですし。しゃがんだ姿勢を続けるのは、ヒンズースクワットのようなものですね!体幹が鍛えられます。^^

掃除も、箒を使い、どこにごみがあるかに注目し(脳の視覚部位を使っている!)、それを掃き清めていく。ぞうきんを洗い、固く絞り、雑巾がけしていく。。全身運動です。

 

とにかく、江戸時代の人々にとって、家事は全部、肉体労働です。普通に暮らしているだけで、体幹がしっかりした、ほどよい筋肉をつけた身体ができあがったでしょう! 下半身の力もがっしりしていて、身体の重心は安定していて、生きる力も、概して強かったと想像されます。グラウンディング(地に足がついている)人ばかりでしょう! (上流階級を除いて)

 

一方、現代人は。。洗濯機、掃除機(自動掃除機ルンバ!)、各種調理器具、エアコン、パソコン、スマホ、、がんばって身体を使わなくても、快適に過ごせるようになっています。

それはもちろん、ありがたいことではあるけれど。。そういえば、、私たち、1日にどれだけ、身体を動かすでしょう? あなたは、振り返ったことはありますか? ^^

お腹にちゃんと筋肉がありますか? 5kgの米袋を背負って、2km歩けますか? ^^

 

身体は、私たちそれぞれの、今までの生き方の集大成なんだと思います。

どんなふうに身体を動かしてきたか、椅子の座りくせや、身体の使い方のくせがあるとか。。また、どんなライフスタイルをもっているか、性格や趣向はどんなか、、、50才くらいになれば、全部、お顔、身体全体に、それが雄弁に現れているのでしょう。

 

なので、本当は、健康的な食事をして、身体をこまめに動かしたりして、適度な負荷をかけながら、自分で自分の健康を保つのが一番いいんでしょう! 身体は、取り換えがきかないですから!

medical wand

私がさせていただいている代替医療ヒーリングは、必要ある方に対して、です。

脳卒中なんて、、発症したとたん、それがどんなに軽症だったとしても、人生が激変することになります。 それまで当たり前だった健康のありがたみを、かみしめることになります。。。 ><)。。

左右の手がふつうに動くこと。文字が書けること。必要なことをすぐに思い出せること。言いたいことを言葉として表現できること。よろよろせず、杖を使わず、まっすぐ歩けること。耳が聞こえること。目が見えること。味がわかること。においがわかること。 感情があること。。家族の顔、これまでのやりとりを覚えていること!  (アナナス)

ぜんぶ、肉体機能が、信じられないようなタイミングで、適切に動いていてくれるからこそ、<当たり前>でいられます。 ><)。ほんとすごいんです!生きているってことは!

 

本当は、自分で身体を動かす習慣を持ち、健康に留意した生活習慣を持ち、無病息災で一生を生ききるのが一番いいにきまっています!誰だって!

 

ただ、それでも、万が一、何か起きた時は、私のような者に、ヒーリングの形で、一緒に伴走してもらい、回復のプロセスをなるたけ万全なものにしていきたい、というのは、それはいいことなのでは、と、とらえています。

私が、家族の病院付き添いをしている時に、患者側サイドで、いろんな悩みがあり、、、

信頼できて、わかってくれる、好意的であり、客観的なサポーター、回復の手助けをしてくれる人が、切実に欲しい、と、思ったことがありました。。今、そんなふうに思われる方の気持ちはわかるのです。。それで、私がそんなふうな役をできれば、と、思い、 この活動に至るわけでした。

いつもご信頼ありがとうございます。あなたを応援しています!

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