認知症の方に、音楽療法を。《パーソナルソング》アメリカ映画
12月6日から、アメリカ映画、《パーソナルソング》が、全国で上映されるそうです。
この映画はドキュメンタリーで、認知症の人たちに、発症前から、お気に入りだった
音楽を聞かせてみたら、こんなに元気になった、、、という内容だそうで。
私はまだこの映画を見ていないので、何とも言えないですが。
産経新聞によると、認知症発症10年で、施設でふさぎこんでいた
ヘンリーさん(94)。自分の名前も思い出せない、娘のこともわからない状態。
そういう状態のヘンリーさんの耳にヘッドホンをあて、お気に入りだったゴスペルを
聞かせたら、目を見張り、一瞬にして表情が輝いたそうです。
ずっとふさぎこんでいた人が曲に合わせて歌い、リズムを刻むように反応したそうな。。
音楽の癒しの力
音楽は、確かに、人を発奮させる力があると思います。
音楽療法、という言葉もありますものね。
モーツァルトの音楽が、愛の傷を抱える人たちに効くのはそうですし。
また、胎教にもいいのは、常識になっていますよね。
(妊婦さんは、モーツァルトのCDをリラックスして聞くのがいいですね。^^
こころの安定感のいい子供が生まれるでしょう♫)
先日、東京、末広町にある、東芝、パソコン工房に、パソコン修理を依頼しました。
その際、東芝、パソコン工房では、ずっと、バッハのゴルドベルク協奏曲(ピアノ)が、
エンドレスでかかっていました。 ものすごいことです。
バッハ、ゴルドベルク協奏曲は、システマチックに作業を進めていく工房には、
非常に適した音楽です。(ただ、ちょっと音が大きすぎるような気もしないでもなかったけれど笑)
(東芝の修理チームは優秀でした!^^)
話を映画に戻しますと。。
アメリカ映画《パーソナル ソング》に出演した、ヘンリーさんにとっては、
ゴスペルが、スイッチを入れるお気に入りの曲だったのですね。
魂が体に帰ってきたようだった、という表現に適した状態だったと、記事にありました。
これまで、ずっとふさぎ込んでいた人を見ていた家族は、とてもうれしかったのでは。。
その人のイキイキとしたエッセンスにふれたい、と、思いますものね。。。
・・・・・・
12/3付 産経新記事からの引用以下。
《レナートの朝》という本の原作者、オリバー・サックス医師が、
《音楽は脳の広い領域を刺激する。聴覚、視覚のほか、認知症によるダメージが
少ない感情や運動の領域も活性化させ、記憶をよみがえらせる》と解説している。
(引用、ここまで。)
本人が若かったころにお気にいりでよく聞いていた曲を、
聞いてもらうのは、とてもいいことではないだろうか。
私が付け加えたい点は以下。
レコードか、もしくは、CD音源を使うべし!
mp3形式の音源だと、音の栄養はかなり失われている。
ipodは確かに便利だけれど、音楽のファイルサイズを小さくさせるため、
ぎりぎりまで、栄養をそいでいる!
レコードは、一番栄養のある音。
CDは、高周波、低周波の音をざっくり、上下切り取っている。
mp3は、さらに、CDのファイルサイズの1/10 程度だそうです。
お手軽に聞くぶんにはいいですが、音楽の栄養、効果を望むなら、mp3音源は
避けるほうがいいと思います。
なので、認知症を経験している家族に聞かせる場合は、レコードとか、CDの音源から
録音した音楽を聞かせる! そのほうがいいと思います。
映画、パーソナルソングのサイトはこちら。
予告編が感動的です。ぜひご欄ください。(*^^*)
今日もありがとうございます。
これで、認知症関連の記事を終わります。
やっと、次から、脳出血、脳梗塞関連の記事をスタートします。
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