意識不明の人の耳元で、大声で話しかけてはいけません。

以下、意識不明の人の耳元で、大声で話してはいけません。

・脳卒中などで、病院に入院し、まだご本人の意識が戻らない、といった状態であるとき、 耳元で大声で話しかけてはいけません!(頭の中に傷を負っているので、聞こえていたとしても反応できません! 大きな音は苦痛です! ><))

 

・事故にあい、緊急搬送されて、まだ意識か゛戻らない、といった状態のとき、耳元で大声で話しかけてはいけません! (聞こえているかもしれなくても、反応しきれないのでしょう。)

・ターミナル期(死に向かっていく)という状態で、本人が意識不明のとき

(死の直前まで、聴覚は残ります。聞こえていますが、余力がないので、反応しきれません!)

 

・耳が聞こえていることと、(聴覚機能がちゃんとある)

・(あなたが言っていることを)私はわかっているよ、と、何らか反応すること

は、大脳の別の箇所を使います。

 

耳が聞こえていても、本人が反応しきれないと、家族は、<わかっていないのだ>、と、思いこみ、心配になり、その方の耳元で大声を出したら、ちゃんとわかってくれて(反応してくれるのでは)と思うものですが、、、違います!

 

こういう場合、ふつうか、より静かな声、穏やかなトーンで、ご本人から少し離れた場所から、ゆっくり、話しかけてさしあげてください。その方は、聞こえているかもしれなくても、反応しきれないだけなのかもしれません。 内部でわかってくれているかもしれません。

また、あまり耳元に近すぎすぎて離されるのは、不快かもしれません。。(私たちも、眠っているとき、耳元にあまり近く寄られて話しかけられると、いやなのでは? それと同じにとらえていただいて。)いつもより敏感な状態でいるので、配慮は必要です。

 

また、本人に聞かせたくないお話は、(意識不明なのだから、聞こえていないからいいだろう)などと思わず、本人がいない場所まで移動してお話なさることをお勧めします。意識不明でも、案外、内部でわかっていたり、、ありえます。

みなさまに愛をこめて。

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