その人のそうなっていくようになっていくから、と、言われた話。

ある日、私は、東京のあるカフェにいました。私はまだ30歳くらいでした。

この時、年上の、当時60歳くらいの女性と一緒に、人生論をお話していました。

 

私はその時、その先の人生をどう生きていいかわからない状態でした。

自分が何をしていきたいのか、、

 

私は、20代半ばの時に、初めての海外行き、ヨーロッパ旅行に出かけたことがありました。この時はデンマークとオーストリアの町を一人で歩きました。(ツァーには入っていません。)

当時、現地で出会った人々とのやり取りが、とても楽しかったので、私は今後、英語やドイツ語をもっとマスターして、外国(ヨーロッパ)に頻繁に行くような仕事、または、外国とのつながりある貿易関連の仕事をしたいと思っていました。それで、家事手伝いをしながら、粛々と外国語の勉強をしていました。。。 今のようにインターネットもない時代ですので、書店でテープとテキストを購入しての勉強です。

 

その後、30歳の頃、それでも、そういうお仕事にはついていなかったので、、60歳の年上の友人と、生き方、お仕事について、、といったことで、カフェでお話をしていました。。

この友人は、長くフランスで過ごしていた音楽家で、一時帰国しているところでした。

彼女は私の一連の話を穏やかに聞いてくれた後、こう言いました。

 

「そんなふうに(いつか外国関連の仕事をしたいとか。。)という望みを捨てなくてもいいけれど。 それがあなたにとっての最善の道ではないかもしれないね。

自然と、自分にとって一番良いように、人生の流れはそうなっていくものだから。

なので、外国行きとか、外国とのやり取り、を、そのまま気持ちとしてもっていてもいいけれど、

もしかしたら違うかもしれないね。。」

 

この当時の私は、えええ、、と、驚きました。。

 

ですが、この方のおっしゃった通り、、

貿易事務の仕事に応募したら、もう他の人に決まってしまっていたり、、と。。

外国関連のお仕事のご縁にはつながりませんでした。なので。

 

それ以降、外国には旅行で様々行かせていただきましたが、そこまでです。

私のお仕事は、よくわからないという紆余曲折の上、、、

2022年現在。

人の目に見えない世界のことを扱う、スピリチュアルな内容に特化したことをして、もうすぐ17年経過するところです。。

 

人生とは不思議なものです。

この先のことはわからず。

今日は今日のことまでがわかるばかりです。

 

<そうなっていく最善>は、未来の予定として存在するのでしょう。

そして、私たちは、未来の私たち、に、一歩ずつ進化して、そうなっていくのでしょう。

今日もお付き合いくださりありがとうございました。