スイスの登山鉄道と <にぎやかな中国人観光客

親愛なるみなさまこんにちは。

今日もあなたがいてくださることを感謝いたします。^^)

今日は以前のお話を。。

ある時。私は、スイスの登山鉄道、ユングフラウ鉄道に乗っていました。

この鉄道の始発駅、クライネ・シャイデックは、すでに、ある程度の高地にあり、いわゆる絵葉書になりそうな美しい山の景色が、広がっていました。

そこから、登山鉄道に乗り、9.3kmの道のりを、一番上の駅、ユングフラウホッホ駅まで、約1時間かけて、3454mまで上がっていきます。。富士山の高さが、3776mであることと比較すると、どんなに高地の駅なのか、想像がつきます。

1896年に、ユングフラウ鉄道の建設が着手され、その後、紆余曲折ありで、1912年になりやっと、終点ユングフラウヨッホ駅までがつながったそうな。固い岩盤を掘っていくのにたいへんだったり、資金繰りの問題だったり、と、、まあ、聞くだけでため息がでそうな経緯。。

先人の人々の努力のおかげさまで、観光客は、ユングフラウ登山鉄道に乗りさえすれば、ユングフラウヨッホ駅がある高地まで行きつくことができます。

私の体験に戻します。とにかく、クライネ・シャイデック駅から、登山鉄道の車両に乗り込みました。季節は9月。ダウンを着こんでいます。さわやかな緑がまわりにはあります。

有名なアニメ<アルプスの少女ハイジ>が今にもでてきそうな感じです。

私が乗り込んだ車両には、日本人観光客が数名と、中国人観光客の団体さんがいました。中国さんは20人くらいいたでしょぅか。老若男女いろいろです。

日本人観光客は、寡黙です。登山鉄道が、少しずつ、上に上がっていきます。身体に感じる、上に向かっている感じ、動いている感じ、が伝わります。

一方、中国さんの団体客はダウンをそれぞれ着込み、栄養が足りている感じで、自撮り棒で、自分たちを撮影する人々、、とにかく!どの人もがんがん大声でしゃべっていました。

誰か、話を聞いている人はいるのか?どうして、誰もが同時に自分の話をしているんだ?

もうにぎやかで、車中の中、北京語ばかりが大きく響き、日本と隣の国だけれど、ずいぶん国民性は違うよなあ、などと、思いつつ。。 時々、疲れてきて、、はー、、と、ため息をついたりして。。

そのうち、

だんだんと、高度が上がってきました。

すると、、中国さんの話のトーンが、半減してきました。威力が欠けてきたというか。。

へえええ、パワフルな中国さんたちでも、高地で空気が薄くなってきたら、お話のトーンは減ってくるのか!と、ちょっとおもしろいなと、見知らぬ日本人観光客と、目くばせして、ふふふ、と、微笑む。。

途中駅のどこかで、短い停車時間があり、ここだけに、トイレがあるから、トイレに行きたい人は、とっとと行って、とっととすませてくるべし!という説明を他の人からもらっていました。

停車駅のトイレはどんなか? やっぱり行っておきたい!

私は車両をとっとと下りて、トイレまで小走りで走ったのですが、もっと早く着いた人たちが、女子トイレの個室2つの前に、各3人ほど列をなしていました。私の後ろに、あとから来た中国人の女の子たちが5人くらい並びました。彼女たちが、きゃいきゃいしているのは、娘だからでしょう。 笑

携帯で時間を確認すると、もうあと5分くらいしか時間がない。早くでて~!

やっと、前の人がでたので、私は、個室に入ろうとしたとたん、肩をつかまれて、引き戻され(誰じゃ!?) すぐ後ろに並んでいた中国人の女の子が、そんな形で私をさえぎって、自分が先に!トイレに入りました。

また、同じように、もう一つの個室が空いた時、別の人がトイレに入ろうとしていたのを、やはり、中国人女性が引き戻して!、自分が先にトイレに入ってしまったのも、目撃しました。 引き戻されたのは、もちろん、日本人です!!!

オーノー!!!

まずびっくりしました。

トイレに入ろうとして、あとから来た誰かに、じゃまされた、なんていう、想定外の経験、そうそう、経験できないですよ。。。他の国でも今までそんな経験はなかった。。。

こういう時、何か叫ぶ、おこるための反射神経と筋肉って、、(私だって、インド旅行しているときは、覚悟しているので、持っていますけれど。)この場合、ほんの少し抗議の声をあげられたくらい、、でも、彼女たちにはまったく聞こえないみたい。。

中国人女性、やりたい放題。。。。。。。日本人高齢者から先にトイレを取り上げるって、、、、、

これをどうとったらいいのか、この話を誰かと共有したい、、、いったい、彼らのメンタルはどうなのか、国民性はどうなのか、、中国さんって、いったい何なのか、こころのの中に、もやもや、いかりがたまりました。。

(台湾人のお友達がいますが、彼女たちは、こんなことはないです!!!)

トイレはともかく、あわてて、もう一度走り、登山鉄道に何とかまにあい、(30分に一本だから、乗り遅れたら。。。)、また中国人観光客と一緒に、ユングフラウヨッホ駅まで到着しました。。。 やれやれと思い、ほかの日本人観光客に話しかけて、その話をしました。すると、彼らは、<それはわかる>などと、言いました。。

ユングフラウヨッホ駅の改札を出ると、、

ユングフラウの山頂あたりにでることができます。

展望台があって、そこでは、周囲の山々(真っ白な雪山です!)の展望を楽しむことができます。

幸い、この日は快晴の天気で、とてもさわやかな山の天気を満喫しました。まあ、ほんとにきれいな空気! こんな空気吸っていたから、アルプスのハイジは、元気だったのか!?

この展望台では、世界各国からの観光客が来ていて、たとえば、インド人、ドイツ人、アメリカ人、、といった人々をみかけました。 インド人女性とは短い楽しい会話をしました。

まさか、こんな雪山では、インド女性でも、いつものサリー姿ではなく、ばっちりとダウンを着こんでいました。

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後年、、中国さん(中国本土出身の人)の友人ができました。

その人に、この、ユングフラウ鉄道の途中の駅で、トイレ待ちをしていた時、後ろに並んでいたはずの中国人に、トイレを横取りされた話をしました。これって、どういうことなの、と、長年の疑問をぶつけてみました。

彼女は涼しい顔をして。<中国ではそれはよくあること。そういう時は、だめだと、強気で叫ばなきゃだめ!>

私<ええ。でも、私は、抗議したけれど、まったく通じなかったよ。>

中国さん<だったら、北京語で、<(列に)並べ!>は、<バイドゥェ!>と、言うから、それを覚えておいて、今度、そんなことがあったら、何度でも!!!!大声で、しっかりと、相手に抗議しなきゃだめだよ!お腹にしっかり力を入れてね! 相手を打ち負かすくらいの気迫で、何度も言わないとだめだよ! だいたい、中国人は、人の話を聞かないからね!!!日本人は優しすぎる!!

それで、、、

私は、彼女から <バイドゥェ!(並べ!)>と、何度も、発音指導をしてもらいました。。

こういう時は、まゆをひそめ、鼻のつけ根にしわを寄せ、きっぱりと<(あなたがしていることは私には)たいへん不愉快だ!>顔をしなければならない、などと、言われながら!

何度も、<バイドゥェ!(並べ!)>と、叫んでいるうちに、だんだんおかしくなってきて、笑いがでてきました。。

毎日、こんなふうに、同国人と戦って?主張しまくらないと生きていけないから、たくましいわけだ、中国さん!だから、基礎力が違うのだ!!! ははは。。。

<おもてなしの国>とはベースが違う。。。。。。。。。何だろう、このコンセプトの違い。。。。。。。

中国さん<<バイドゥェ!(並べ!)>覚えたから、もう、どこでも大丈夫だね!!!(笑顔)>

ははははははは。。。。。。。。

私が、中国さんに対抗する機会はまた来るのか。。。。。世界のどこかで?

もう少し、抗議用の北京語を習っておくべきか。。。笑

おつきあいありがとうございました。