中国さんから、背中のマッサージを受けた話。

愛するみなさま

今日も、あなたのお役をありがとうございます!(*^^*)

中国さんから、背中のマッサージを受けた話。

先日、久しぶりに妹の家に、家事応援に行きました。東京都の中央にある練馬区から、東部にある妹の家まで、電車、バスを乗り継いで、1時間半くらい。

朝4時起きで、3日間、家族のお弁当と朝食を作り、掃除、洗濯、お布団干し、、合間に、ヒーリングルームのクライアントさん方に、メール書きをして、、、、

私は普段、早起きはしない生活をしているので、4時起き弁当作りの生活で疲れが。。^^;)

それで、ヒーリングか、背中のマッサージを、誰かから受けたいと思い、、

背中のマッサージを受けることにしました。^^)

 

妹の家からの帰り、電車に乗り、東京都杉並区まで戻ると、、、

JR荻窪駅周辺には、マッサージだの、身体ほぐしだの、、、まあお店がけっこうありました! どれにしよう、、と、、、

身体をぐいぐいマッサージされるのは苦手。むしろ、ヒーリング的なほうがいいなあ。。

それで、あるお店を選びました。アロママッサージ、というのがいいではないですか!

たった今なら、タイムサービス、アロママッサージ、60分4900円! ほおお!?

 

お店の中に入ると、、

あら?

なんとなく非日常のかんじ。。。。

 

<イラッシャイマセ~>と声をかけてくださった女性は、40才くらいの中国の方! 次に迎えてくれた方も40才くらいの中国の方!

お店入り口を入ると、すぐ、ベッドが並んでおり、それが、カーテンで一応仕切られており、個室風にはなっている。

男性のお客さんが、ベッドの上に横たわり、中国女性から、背中のマッサージを受けているのが見える。

ああ。ふつうに背中のマッサージは受けられるらしい、と、ちょっとホッとする。

 

 

受け付けてくれた女性がいう。<今日はどうしますか?>

ええと。。。。、60分 4900円のアロママッサージというのを見たのだけど、、、というと、彼女は、メニュー表を見せて言う。

<こっちのほうがいいですよ。>

彼女が指さした先には、60分7,980円、アロママッサージ(、、、付)といった記述。

 

<うん?この、60分4,900円のアロママッサージと、60分7,980円のアロママッサージは、どう違うの?>

中国人女性<安いのは宣伝(だから。)こっち(7,980円)がおススメです。>

うん?

最初から、その値段を聞いていたならまだしも、たった今、いきなり値上げされたような気持ちになるのは、あまり楽しくないので、こう伝える。

<このお店は初めてだから、今回は、60分4900円のほうにします。受けてみてよかったら、また来たいと思います。 この4900円のほうではだめなんですか?>

中国人女性<いいですよ。。前払いです。>

私は、1000円札を5枚渡す。

彼女は、100円おつりをくれたが、(レシートはないの!)

 

うん? いまひとつ釈然としないような??と思いつつ、、、

彼女に案内されて、お店奥のほうにある、カーテンで仕切られた個室に案内される。畳1畳ほどの、照明暗めスペースに、マッサージ用のベッドが、おいてあるだけ。その上に、こげ茶色のバスタオルがしかれている。

 

次に、別の中国人女性がシツレイしますと言い、入室してきた。

彼女<これ、、、(と、紙パンツを身振りで説明してから、私に手渡す。)、、(洋服かごを手渡し)ここに、ぜんぶ、服 (ポリエステル100%、金色の!ガウンのようなものを手渡して)きて。(笑顔)>

何だかちょっと新鮮でワクワクする。この人は、日本語はまだそれほどらしい。言っていることはわかるぞ。

着ているものをぬいで、紙パンツをはいて、このガウンを着てね、とのことね、ハイハイ!

ではそうして、待っていたら。。

 

日本語シンプルな彼女が、ガウンを着た私をみて、<あありがと>と言う。

なんだか、少し間延びがした<ありがとう>温かいサウンド。

 

私に、ベッドに寝て、と、ジェスチャーで伝えてきた。そして一言。

<ああおむけ。あありがと。>

<?>

<ああおむけ>

 

ああ!わかった!仰向けになれということね!

仰向けにベッドに寝たら、

彼女が、違う!、といったジャスチャーを大仰にして、それから一生懸命、単語を思い出して叫ぶ。

<うつうぶせ! あありがと!>

うつぶせになれと!ハイハイ!笑 なりましたよ!

 

それから、ガウンを脱いで、紙パンツいっちょうで、うつ伏せに横たわった。

すると、彼女は、アロマオイル?のボトルを手にとり、いきなり、私の背中にかけた!

冷たい!ぎゃ!と思う、、、笑

<だいじょぶ? あありがと。。>

 

そのあと、彼女の温かい両手が、私の背中をしっかりとマッサージしていく。。。

<いいですかあ?>

<いや、、力が強すぎます、、、もっと弱くお願いします!力加減は、とても弱くて大丈夫です!>

と伝えるが、、、強めの力加減は一切変わらない、

ああ!このひとに、日本語で伝えても仕方ないらしい! 了解!わかった!こっちもがんばろう! 笑

とにかく、彼女は一生懸命だ。そして、人間味があり温かい!伝わってくるものがある!

 

彼女は私の背中のマッサージを熱心に続けてくれる。

 

アロマオイルでのマッサージ、と、お店入り口の看板に書いてあったが、香りは一切しない。

もしかしたら、私の背中にかけているのは、サラダオイルかもしれない! ありえる!

そうだとすると、おもしろすぎる!

そういうことを、おもしろがれる私はオカシイのか!?笑

 

きっと、東京で名の通ったヒーリングサロン?で、アロマテラピーのマッサージだの、リフレクソロジーを頼めば、値段はもっとして?、かつ、日本のおもてなし的な、安心感ある体験ができるのだろうけど、、

でも、私はそれよりも、何だか、もうちょっとおもしろいものを体験したかった、、人間味のあることというか、、、だから、それがこの体験なんだろう、、、、

 

彼女は両手の動きを休めない、、

そんなに力を入れて、ストロークを続けたら、疲れないのか? 大丈夫か? マッサージしている人の手の心配をはじめる私。。

サラダオイル?のような、べとべとした謎のオイルを私の背に、惜しみなくかけては、両手のストロークを美しく続ける中国人の彼女。。。

25分も背中のストロークをしてくださったあと、いきなり!何の予告もなく!

熱いタオルを背中にかけられた! ぎゃあああ! 熱い!ぎゃああ!

 

<熱いタオルをかけるからね>と、前もって、心の準備ができるように、声をかけてほしかった、、、それは、日本だけで通用するのか?(いや!ここは日本だ!)または、この方は、日本語はあまり、だからか!? 了解!わかんないけど、わかった!

 

時々、<だあいじょぅぶですか?> 彼女が間延びしたような日本語で言う。

<謝謝(しぇしぇ)。だいじょぅぶよ!>と答える。

 

すべてのマッサージが終わり、背中もふくらはぎも、いい具合にほどけてきた。何だのといっても、この方、マッサージはとてもうまいと思う。

 

そのあと、、、彼女がしばし部屋を不在になり、戻ってきたかと思うと、両手に黒い石をもっている。 石を私に見せて、ニコニコしている。

それを、、また、説明なしで、、、

 

彼女の手に握られた黒い石で、私の背中を、マッサージはじめる!

ぎゃあああ!熱い! (またかあああ!ひええええ!)

 

私は<熱い! やめて!>と叫ぶ。

私が熱がっているのはわかったらしく、彼女は、石を握ったまま、また、室内からでていった。

しばらくすると、石の熱さを少し下げたらしく、それで、また背中をマッサージするらしい、と、わかる。

 

、、、付き合いましょう! 笑

 

それでも、、石はまだ熱かった、、気持ちいいかって?いや、早く石から逃れたい!笑

熱い石の感触を時々、背中に感じていた時、、私はふと気がついた。

 

ストロークする時に、私の背中には、ところどころ石が当たるくらいだから、なんとか熱さには耐えられる。(って、、、私はいったい、何しにここに来たんだっけ!?笑)

 

彼女は、その熱い石をずっと、両手に持っているんじゃないか! 彼女こそ、やけどしないのか!?

私はそれで、上半身を起こし、彼女の両手を調べた。

<あなた熱くないの!?だいじょうぶ!?>

 

私が、彼女の手を心配しているのが伝わったらしく、彼女はちょっとにこにこしている。

<あありがと。>

なんて小さな手。。。

このひと、中国の大陸の人だろうか?それとも、台湾の人だろうか?そっちに興味が。。

 

とにかく、、、60分、いろんな意味で、バラエティに富んだマッサージの時間が過ぎました。。

<あありがと>

と、また彼女がおっしゃる。笑顔で。

ああ、かわいらしい笑顔だこと!

私も答える。<謝謝。ありがとう!> にっこりすると、

彼女は、私の左手をとり、手の甲に、なんと!キスしてくだすった!

ええええええええ! どっひゃああ!

 

 

そのあとの会話。

<お茶、、つめたいの?あったかいの?>

<あったかいの。>

 

それから、身支度をして、リラックスもできたように思うし、意外性、という意味では、おもしろかったので、ここに来れてなかなかよかったと思いつつ、個室の外に。。。

 

お店の入り口にある部屋に戻る。低いテーブルと、椅子が3脚。

テーブルの上には、ガラスの器に入った茶色のお茶。。味のしない、おそらく麦茶と思われる飲み物。。笑

 

私をマッサージしてくださった中国人女性に、好感をもったので、

<あなたのお名前は?>

と聞くと、もじもじして、私の言うことがわからないみたい。なので、

<your name? What is your name?>

と聞いた。

すると、彼女はびっくりして、奥に引っ込んでしまった!

えええええ、、、わし、、何かしました~???(;´・ω・)

 

そして、もうひとりの中国人女性を連れて戻ってきた。

私は、この人にも、同じことを聞いた。こっちの人は、日本語の片言はわかるらしいと知る。

私をマッサージしてくれた人は、自分の名まえは、、、

<ヨーコ>

と答えた。

 

まるで、今、お店では、ヨーコ、という名前にしときましょぅ、みたいな、インスタントな感じがした。。

彼女たちは、台湾人ではなく、中国大陸から来た人たちだとわかる。

 

私は、あとからやってきた女性は、片言の日本語より、英語のほうが、コミニュケーションしやすいのかと思い、英語で話しかけたら、、

<わたしは、、、英語は、、A、B、C、D、E、F、G、しかわかりません!>と笑う。

あ!そうですか! 笑

 

それから、”ヨーコさん”が、日本語がよくわからないことを、とても気にしているらしいことを知る。

もうひとりの女性が説明する。

<ヨーコは、マッサージの実力はあるんだけど、日本語はむつかしくて。だから、お客さんから話しかけられたら困る。>

<中国語で、”問題ない”って、何て言うの?>

と聞いたら、

<メィウェンティ!>

と言うので、

 

私は、”ヨーコさん”に向かって、にっこり笑って、

<メィウェンティ!(ノープロブレム!)>

ときっぱり叫んだ。

すると、”ヨーコさん”は、にっこりした。(*^^*)

3人でちょっとほっこりしました。

・・・

ということで。

中国さん、ありがとうございました!(*^^*)また行きますわ。おもしろいから!

人間味ある世界って、楽しい。。。笑

おつきあいくださりありがとうございました!(*^^*)

 

・・・・・・・

この記事の体験は、2016年11月でした。

その後、この、内気な中国人女性がどうなったろうかと、2017年11月に、このお店に行ってみました。すると、彼女は、やはり、日本は合わなくて、ホームシックになり、中国に帰ったとのことでした。 中国でハッピーで過ごしてください。^^)♡謝謝!(ありがとう)

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