愛するみなさま
いつもアナナスのブログに来てくださりありがとうございます。 ^^
今日も、あなたのお役をありがとうございます。 ^^
今日は、日本文学のお話を。
青空文庫の紹介 日本の著作権切れの文学作品を読めるサイト
日本の文学作品の著作権は、著者の死後50年で、フリーになるようです。
青空文庫は、日本人作家(一部、外国人)で、著作権切れになっている
作品を一部、ウェブサイトから、無料で読むことができます。
1964年までに亡くなった作家さんが該当するのかな。。
青空文庫にあるのは、明治~昭和30年代までくらいの作品ですね。
たとえば、夏目漱石さん、林芙美子さん、、、、私、小説家の名前をあまり
知りませんで。。 笑
ここからタダで読めてしまうと、今は出版業界が、本が売れにくくて
困っているので、、、、、、
好きな本は、実店舗のある本屋さんで買ってね^^と、
あなたにお願いして。。^^(私も買います♫)
(本屋さんのしんぱいをするわたくし。。^^;)
私は、林芙美子さんの旅行記なんてすきですね。^^
彼女は、1903年(明治36年)生まれ。
1951年(昭和26年)に、47才で、亡くなっていますから、
短い人生ですね。
<放浪記>の作者で知られる方ですよね。
貧しい行商人の両親の元に生まれて、働いて働いて、、
底辺に生きる生活をこってりしてきて。
男性関係もいろいろあって。
貧しさと生きる悲しみを、これでもかと、文章にたたきつけたような<放浪記>は、
1930年、昭和恐慌の不安な世相に合致し、本は売れに売れたそうです!
この段階で、芙美子さん、27才。一躍、流行作家です!
林芙美子さんは、<放浪記>で、大金を得、名声を得ると、
その翌年1931年に、朝鮮半島~シベリア鉄道経由で、パリへ向かう!
この1931年には、満州事変はすでに勃発しており、すでに、
きな臭い時代に入っています。
それでも、いきなりお金ができると、これまでの貧乏かつかつ人生とは一転、
向こう見ずとも思えるような外遊に、さっさと、でかけてしまうあたり、、
私、何だかとっても共感するのでした。笑
1931年の外遊は、パリ、ロンドンに住まい、半年間だったようです。
外遊、、、外国旅行に出かけることを、昔はこういいましたね。
庶民が外国旅行できるような現在とは全然違いますし、当時の外遊は、
ほんとうに、帰ってこれるかどうかわからないような覚悟と
ものすごく華やかなノリがあったのではないかと。 ^^
この1931年旅行、というタイミングは、外遊にぎりぎりオッケーだと
思いますし。。それ以降~1945年まで、太平洋戦争で、日本からでることは
(戦いに行く!)兵隊さんか、軍関係者等、特別な人でない限り無理。
1945年8月15日、太平洋戦争が、敗戦で終結し。
そのあと、日本国自体が、どん底の時代になるわけでした。
日常の食べものを調達するのに苦労する時代に、外遊なんていう
思考すらもてないでしょう。文字通り、生き延びるのが精一杯。
ところで。林芙美子さんの晩年の家が、東京都練馬区にあります。
とてもすてきな日本家屋です。
この建物の隣に、ちょっとした記念館があって。見学したことがあります。
林芙美子さんの旅行時の手帳が展示されていて。
◯月◯日、パリで、~(買い物した)値段~銭、
といった、金銭出納が、ひとつずつ、書き綴られている。
~がこのごろ高い、とか、、そういう一言も。。
なんだかちょっと楽しく思いました。 ^^
ということで。
よかったら、青空文庫にいってみてくださいね。
あなたの好きな作家さんをみつけてみるのも楽しいかも。。
(*^^*)秋の夜長、いい具合でお過ごしください。
愛をこめて。 アナナス