“An die Musik” Franz Schubert  ”楽に寄す”

今日もあなたがいてくださることを感謝いたします。^^)

画像元:  https://ja.wikipedia.org/wiki/

フランツ・シューベルト(1797~1828)

フランツ・シューベルトの<An die Musik>という歌をご紹介します。

この曲、シューベルトらしい、内省的なデリケートな優しい感じがすてきです。

ひとりで寒めの気候の中、自然の中を散歩しながら、口すさんでいるうちにひそやかに生まれたのではないか、などと、私は想像しました。

1990年頃、シューベルト大好きな友人がいました。彼女は、会うたびに、<フランツ(・シューベルト)>の話を、熱情をこめて語るのでした。 フランツが、友人たちを招き、彼のキッチンで、グラーシュ(ハンガリー料理)を作り、もてなした話。優しい気弱な。才能豊かで、孤独な。。

フランツが五線紙を買えない時、友人たちが!小銭を出し合って、五線紙を買って渡してあげたり!(昔、作家になりたいのに、原稿用紙が買えない人と同じだ!><)。。)この友人方はフランツ大好きで、彼をいろんなシーンで励ましてくれた、それで、フランツは、自信持つ助けにずいぶんなったはずだ! さらに、お兄ちゃんの家に住まわせてもらったり、、フランツは、まわりの人たちから献身的に助けていただいたエピソードが多数残っています。

後の人から、歌曲王と冠されるフランツ・シューベルトに、音楽以外の仕事なんてできるわけがなかったろう!並外れた才能があるということは、他の人がもっているありふれた世事の感覚を、むしろもっていなかったのでは。

私が若者の頃、吉祥寺にあった、カフェ・モーツァルトという、モーツァルトが流れ、ウィーン風のメランジェ(ミルクが泡立ったカフェオレ)が飲めるカフェがありました。 そこで、メランジェを飲みながら、フランツ大好き友人と、フランツ・シューベルトの話をしていて。。

当時の私には、シューベルトの良さはよくわかりませんでした。

今、50才すぎて、むしろ、シューベルトのひそやかな美しさがちょっとずつわかるようになりました。(といっても、それでも、やはり、”Winterreise(冬の旅)”は、暗いので聞かないですが。。^^;))

“An die Musik” Franz Schubert  ”楽に寄す”

Du holde Kunst , in wieviel graen Stunden ,

wo mich des Lebens wilder Kreis umstrict,

hast du mein Herz zu warmer Lieb entzunden,

hast mich in eine bessre Welt entrükt

oft hat Seufzer, deiner Harf entflossen

ein süßer, heiliger Akkord von dir

den Himmel bessrer Zeiten mir erschlossen,

du holde Kunst , ich danke dir dafür

ええと。。

以下、歌詞を意訳してみました。

人生の荒々しいつらさにとらわれた灰色の時、

お前(音楽)は、どんなに優しく私をなぐさめてくれたことだろう。

お前(音楽)は、私のこころを、温かい愛で燃え上がらせてくれた、

私を良き世界へと連れていってくれた

何度も、お前(音楽)のハープの音色にため息がでて、

甘い聖なる和音が、天国の時だと私に告げる。

私は、お前(音楽)、優しき芸術に感謝する

エリー・アーメリングさんの歌でどうぞ。シューベルトの<An die Musik>

エリー・アーメリングさんは、オランダのリリックソプラノ。なんともいえないすてきな味わいがします。^^)聞いてみてくださいね!^^)

1933年2月8日うまれ。1980、90年代、エリーさん、活躍しておられていたのを記憶しています。1996年に引退したとのことです。 2018年2月、健在でいらっしゃる。

今日もお付き合いくださりありがとうございました。あなたのハートに愛と音楽を!^^)