2016年、7/1コンサート クレマン・ジャヌカンの鳥の歌の世界。。

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2016年、7/1コンサート クレマン・ジャヌカンの鳥の歌の世界。。

2016年7/1 東京、杉並公会堂で、コンサートが開かれた。

私は、合唱団メンバーで、舞台にたつことができました。その時の模様を引き続き。。

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フランス中世に、クレマン・ジャヌカン(1475頃~1560頃)という作曲家がいて。この方、世俗的な内容の歌をたくさん書き、流行の作曲家だったよう。。

鳥の歌(Le chant des oiseaux)は、もともと、フランス語の曲ですが、それを、皆川達夫先生、高野紀子先生が、日本語にしてくださって。

フランス語の原詩では、結構、わい雑な内容も含む歌のようですが、それを、日本語にする間に、マイルドな口触りに。。 笑 。。

7/1本番の舞台には、指揮の先生。小編成のオーケストラ、合唱団メンバーがいて。

指揮の先生が、えいっ、と、指揮をスタートさせた時、アルトが歌をスタートさせる。

アルトの旋律は、ビオラとともに。

そのあとをすぐ続くのが、テノール。テノールの旋律は、チェロとともに。

それから、ソプラノが、バイオリンとともに。

一番最後に、バスが、コントラバスと一緒に歌を奏でる。

それぞれのパートのメロディとともに、各弦楽楽器が、同じ音を奏でる。それぞれが豊かな世界を奏でる。どのパートも主役。

めざめよ聞きたまえ 鳥の歌を

5月のはじめ みんなたのしく 鳥はさえずる

この世界。自分たちで奏でていて思うのは。。

中世フランスの世界が、ちょっとおしょうゆ味になったような、、なぜか、私たちが歌うと、もともとのフランスの乾いた、湿気のないあっけらかんさではなく、湿気を伴った情緒としてとらえられるのが不思議。。 (*^^*)

私たちはソプラノパートの鳥を奏でる。

エファリラリロン ファリラリ ロンフェルリ ジョリ 

ジョリ ジョリ エファリラリロン ロンフェルリ ジョリ(鳥の鳴き声の擬態語)

こんなふうに、フランス中世の鳥は鳴いたの?

先生が、これまでの練習中、この歌の時に、

<鳥は、かろやかにさえずる。鳥は、人間のような体重や、感情の重みは持たない!だから、あっけらかんと、軽く明るく、鳥のさえずりを歌うべし。ビブラートなし!>等、おっしゃっていたのを思い出す。

4つの各声部が、それぞれのメロディを奏で、入れ代わり立ち代わり、そのどれもが主旋律というのは、不思議な世界だと思う。その総合的な組み合わせの妙なる世界が、<ポリフォニー>の醍醐味だそう。

だから、どれかのパートが、歌のタイミングをずれると、他のパートに即影響する。むつかしい。

この歌の演奏中、、、、観客席にいた友人のひとりは、こう思ったそうな。

<私はこの歌を知らないのだけれど、それでも、その楽しい感覚が伝わってきて、自分も、一緒に歌いだせそうな感覚をもった。> だそうな。

この場所にいるすべての人を、何か、巻き込むような感じ、、、を持った。

一度スタートしたら止まれないスピードある乗り物に、みんなで乗っかって、移動している感じ。。視界がどんどん変化していく。。

いろんな鳥がでてきて。

オワ ティ オワ ティ オワ テイ

トルルルルルルル(巻き舌)

ウィ ウィ ウィ ウィ

テオ テオ テオ テオ テオ テオ

フリャン フリャン フリャン フリャン、、、

クックー クックー クックー クックー、、、、

各パートが、それぞれ、いろんな鳥を、個別で歌っているのが、世界が広がって不思議。。

このドライブ感。。(*^^*)

でも、歌はあっと言うまにおわる。何分だろう?5分もあったのか?

鳥の歌が終わった私たち合唱団メンバー、指揮者、オーケストラ、観客は、もっと近づいた感じがした。。 だんだん、観客席がこうして、馴染んでくるのだろうな。。

続く。。